浄土真宗本願寺派総長石上智康師を御講師に

宗真寺仏教壮年会結成二〇周年記念公開講演会

 2019年9月28日(土)14:00~

 

台風15号の激甚災害に見舞われた千葉県南房総(館山市)宗真寺において、境内の倒木等の撤去作業が行われている中、9月28日(土)14:00から、宗真寺仏教壮年会結成二〇周年記念公開講演会が行われました。

御講師は、浄土真宗本願寺派総長、全日本仏教会理事長他重職を兼務されておられる、千葉県君津市光明寺住職石上智康師。

 

仏法は、「この世の真理=法(ダルマ)」を悟ったブッダ によって説かれ、「特定の宗教のようなもの越えて」がポイントと語られはじめました。『スッタニパータ』『ダンマパダ・法句経』の言葉を引用し、「仏教は、全ての生きとし生けるものの幸福を願う教えです。生命の尊重と平和の思想です。」と強調されました。
その後、お釈迦さまの悟り(仏教の旗印)三法印(さんぽういん)、親鸞聖人の説かれたみ教えを、参集の皆に配られた師の著書「生きて死ぬ力」をもとに、分かりやすく話され、「我にまかせよ そのまま救う」の 弥陀の よび声・・・このままの おまかせ 南無阿弥陀仏・・・と、浄土真宗のみ教えの肝要をお話しくだされました。
最後に、師の「生かされている」の詩が、小学校六年の道徳(教育出版)に掲載されたことを紹介し、講演を閉じられました。
県内の仏教壮年会の門信徒のみならず、一般の参加者を含め、100人を越える方々に、深い感銘を与えて頂きました。ありがとうございました。合掌