台風15号被災から早7ヵ月 今なお続く再建への厳しい道

地元有志による鋸南町復興のために活動するボランティア団体「鋸南復興アクセラレーション」(代表:堀田了誓)の活動が、今注目されている。

2020年3月27日(金)地元紙「房日新聞」、2020年3月12日(木)白石治和鋸南町長との情報交換、2020年4月8日(水)18:10~NHK首都圏ネットワーク(4月20日:月「NHKおはよう日本」で再放送)等で取り上げられており、全戸配布の広報誌を読んだ町民から、ボランティア派遣依頼の声が多く寄せられている。

 

しかしながら、コロナウィルスによる非常事態宣言以降、「不要不急」の外出自粛要請により県外からのボランティアの来町を制限している状況から、町内のボランティアの方々により、活動を行っている状況です。

4月8日の首都圏ネットワーク中代表の「ボランティアには不要不急はありません」との言葉が、胸を打ちます。 


2020/04/08 NHK総合 【首都圏ネットワーク】
新型コロナ感染拡大・千葉・台風被害から半年あまり・ボランティアにも影響が…
新型コロナウイルスの影響は去年、台風で大きな被害が出て復旧半ばの地域にも及んでいる。
千葉・鋸南町では去年9月の台風15号から半年余り経った今も、多くの住宅の屋根にブルーシートが広がったまま。(中略)

 

新型コロナウイルスの影響がこの状況をさらに厳しくしている。
復旧が進まない中、住宅のかび取りなどのボランティアを住民は頼りにしてきた。
しかし、その活動に支障が出ている。
堀田了誓代表のボランティア団体では、先月下旬までは東京や神奈川など首都圏からのボランティア延べ90人程度を受け入れ、健康管理を徹底しながら活動を進めてきた。
しかし先月末、週末の外出自粛要請を受け地元以外のボランティアの受け入れは一時休止。
今は堀田を含む3人で活動せざるを得ない。
 

 

「鋸南復興アクセラレーション」の活動(広報誌から)

受け付けている相談ごと・・・・・・は

●屋根にかけたシートがめくれている/ずれている

●屋根に乗せた白い土のうがやぶれている

●ブルーシートを押さえている土のうが落ちそう

●はがれかけてシートが風でバタついている

●家の中で雨漏りしている

●天井や壁にカビが発生している など 


現在も多くの家で、屋根の修復、天井や壁のカビに悩まされている。


2020年3月27日(金)地元紙「房日新聞」

地道に活動を継続している「鋸南復興アクセラレーション」の取り組みを知った「房日新聞社」からの取材を受けました!


白石町長との情報交換 2020年3月13日

鋸南町の白石町長に「鋸南復興アクセラレーション」の活動を知っていただくため、本日、社会福祉協議会の増田局長と当団体の代表、堀田と副代表の笹生、そして地域おこし協力隊としても活動している清水の4人が鋸南町役場を訪れました。

一時間もお時間をいただき、情報交換させていただきました。途中、内田副町長にも参加していただき、有意義な話ができたと思います。

町の復興は、一人でできるものではありません。「行政、住民、そして町外から来るボランティアさんなど、さまざまな人が一緒になって復興に向かっていくことが大切」という点では、全員、意見が同じでした。

「鋸南復興アクセラレーション」は、町長、行政、住民、そしてボランティア団体と連携をとりながら、前に進んでいきたいと考えています。

 


鋸南復興アクセラレーション広報誌第一号発行

 

より多くの町民に活動を伝えるために、広報誌を発行、ホームページとフェースブックでもご覧頂けます。