念頭のご挨拶を申し上げます!

2017(平成29)年1月1日

 

慈 光 照 護

昨年は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

鋸南町佐久間ダムに花開く「大賀ハス」

 

「世界に一つだけの花」(槇原敬之)
 小さい花や大きな花
 一つとして同じものはないから
 NO.1にならなくてもいい
 もともと特別なOnly one

「仏説阿弥陀経」(※注1)

地中蓮華 (ちちゅうれんげ)

大如車輪 (だいにょうしゃりん)

青色青光 (しょうしきしょうこう)

黄色黄光 (おうしきおうこう)

赤色赤光 (しゃくしきしゃっこう)

白色白光 (びゃくしきびゃっこう)

 

釈迦誕生仏

 

「私と小鳥と鈴と」(金子みすゞ)
鈴と、小鳥と、それから私

みんなちがって、
みんないい

 

【釈迦誕生の故事】(※注2)
天上天下唯我独尊

(てんじょうてんげゆいがどくそん)

 



槇原敬之さんも金子みすゞさんも,仏教の教えから学ばれ、歌詞・童謡詩を詠まれました。

★ひとり一人がそれぞれに光輝いている大切な存在だということを!

★自分という存在は、誰にも変わることができない人間として生まれており、

のいのちのまま尊いということを!


※注1『仏説阿弥陀経』(リンク先 法話 青色青光・・ちがってていいんだ

仏説阿弥陀経は、釈尊が祇園精舎において、長老の舎利弗尊者に語りかけられた

お経で、浄土真宗所依の経典の一つです。

悟りの国(極楽浄土)の美しさを説く中で、池の中で大きな車輪のごとく咲く蓮

華の様子をこのように表現しています。

「青い花は青い光、黄色い花は黄色い光、赤い花は赤い光、白い花は白い光を

放ち・・・」と。それぞれがそれぞれなりに、光り輝いている(個性を発揮)

尊い存在であると。 

 


※注2 【釈迦誕生の故事

  天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)

  釈迦は、生まれてすぐに七歩歩いて右手で天を指し、左手で地を指して『天上天下唯我独尊』といわれた、と伝えられています。

 迷いの世界にある衆生はすべて苦に悩んでいる。私は(釈迦)この苦の衆生を救うために誕生し、やがて悟りを開くのだから、尊いのであると言う。

 ただ、私(釈迦)独りのみが尊いという解釈だけでは、釈尊の説かれた教え(仏教)の真髄を言いえているといえるだろうか。

 この言葉の意味するところは、唯だ“私だけが尊い”という意味をあらわしているのではなく、他と比べて自分のほうが尊いということでもない。

 「自分という存在は、天上天下にただ一人の、誰にも変わることのできない人間として、生まれており、この命のまま尊い。」ということを示しているといえるであろう。